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創業25周年を迎えて

創業25周年を迎えて

ほほえみは25年前、「障害を持つ人と、その介護家族にほほえみを提供する」という理念を掲げ、「認知症になっても堂々と街中で過ごそう」と、呉駅の近くに老人デイケアを開設しました。当時は認知症があると、病院はもちろん介護施設の利用も難しい時代であったため、「街中で認知症の介護が受けられる」ということが地域のニーズに合致し、その後、地域の方々のご協力やご支援を得ながら、広島市や呉市の市街地や幹線道路沿いに介護施設を開設していきました。お陰をもちまして、現在は広島と呉で通所施設3ヶ所と入所施設15ヶ所の体制で総定員数812名、関係スタッフは633名(2020.11.15現在)にまで成長することができました。

2000年には公的介護保険制度が創設され、国民の介護に対する関心が高まり、認知症への理解が深まってきた一方、日本の総人口はピークを迎え、人口減少局面に突入し、高齢化率は30%に近づいてきました。また、25年前は、私も含め管理者やスタッフは20歳代や30歳代が多くを占めていましたが、近年我が国では介護現場のスタッフ不足が顕著となり、若いスタッフの入職確保は容易ではなくなってきており、スタッフ全体の高齢化も同時に進んできている実情です。

このように考えますと、これまでの25年は、超高齢社会対策への準備期間であったように存じます。

次の25年にすべきこと

そして、これからの25年は、更なる国の財政難も予想され、人手不足と共により一層厳しい経営環境が続くと考えられる中、ほほえみグループ創業25年の今、「障害を持つ人とその介護家族にほほえみを提供する」という初心を忘れないことを念頭に、次世代への継承にも注力しつつ、ご利用者様や介護ご家族の皆様の声に真摯に耳を傾けながら、地域のニーズに沿った未知の変革またその英知も必要かと考えますと身の引き締まる思いです。私たちが今日まで培ってまいりました経営・運営ノウハウそしてグループ総力の結集を駆使しながら、地域のニーズに応えるべく日々精進していかなければなりません。

更にcovid19禍の中、面会制限等でご家族の方々のご協力を得ることで、只今、ほほえみグループ内での感染は無く経過(2020.11.30現在)していますが、関係病医院や介護施設での感染や我々スタッフの感染リスクも決して低くなく、予断を許さない状況です。引き続き感染予防対策は最大限に行い、ご利用者様、介護ご家族の皆様、地域の皆様と共に、スタッフ一丸となって、ほほえみあふれる介護施設づくりに邁進していく所存です。

今後とも、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い致します。

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